大崎市議会 > 2018-02-06 >
02月06日-01号

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  1. 大崎市議会 2018-02-06
    02月06日-01号


    取得元: 大崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    平成30年 第1回定例会(2月)          平成30年第1回大崎市議会定例会会議録(第1号)1 会議日時      平成30年2月6日      午後1時00分開会~午後2時00分散会2 議事日程 第1 会議録署名議員指名 第2 会期の決定 第3 市長行政報告 第4 平成29年請願第1号取り下げの件   +報告第1号 専決処分の報告について   |報告第2号 専決処分の報告について 第5|報告第3号 専決処分の報告について   +報告第4号 専決処分の報告について    (報告) 第6 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第7 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第8 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第9 諮問第4号 人権擁護委員の候補者の推薦について    (説明、質疑、表決) 第10 諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について     (説明、質疑、表決)    +議案第1号 平成30年度大崎市一般会計予算    │議案第2号 平成30年度大崎市市有林事業特別会計予算    │議案第3号 平成30年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計予算    │議案第4号 平成30年度大崎市夜間急患センター事業特別会計予算    │議案第5号 平成30年度大崎市国民健康保険特別会計予算    │議案第6号 平成30年度大崎市後期高齢者医療特別会計予算    │議案第7号 平成30年度大崎市介護保険特別会計予算    │議案第8号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計予算    │議案第9号 平成30年度大崎市農業集落排水事業特別会計予算    │議案第10号 平成30年度大崎市浄化槽事業特別会計予算    │議案第11号 平成30年度大崎市宅地造成事業特別会計予算    │議案第12号 平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計予算    │議案第13号 平成30年度大崎市水道事業会計予算    │議案第14号 平成30年度大崎市病院事業会計予算    │議案第15号 公平委員会の事務の委託に伴う関係条例の整理に関する条例    │議案第16号 大崎市工場立地法地域準則条例    │議案第17号 大崎市部設置条例の一部を改正する条例    │議案第18号 大崎市企業立地促進に係る固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例    │議案第19号 大崎市復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例    │議案第20号 大崎市手数料条例の一部を改正する条例    │議案第21号 大崎市市税外収入等督促手数料及び延滞金条例及び大崎市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 第11|議案第22号 大崎市子ども医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例    │議案第23号 大崎市放課後児童クラブ実施条例の一部を改正する条例    │議案第24号 大崎市後期高齢者医療に関する条例及び大崎市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例    │議案第25号 大崎市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例    │議案第26号 大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例    │議案第27号 大崎市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例    │議案第28号 大崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び大崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    │議案第29号 大崎市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    │議案第30号 大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例    │議案第31号 大崎市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例    │議案第32号 大崎市都市公園等の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例    │議案第33号 大崎市建築基準条例及び大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部を改正する条例    │議案第34号 大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例    │議案第35号 大崎市消防団条例の一部を改正する条例    │議案第36号 大崎市農村地域工業等導入地区における固定資産税課税免除に関する条例を廃止する条例    +議案第37号 新市建設計画の変更について     (説明、質疑、予算特別委員会付託) 第12 請願第1号 大崎市障がい者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例の制定を求める請願書     (所管常任委員会付託)3 本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長行政報告 日程第4 平成29年請願第1号取り下げの件     +報告第1号 専決処分の報告について     │報告第2号 専決処分の報告について 日程第5|報告第3号 専決処分の報告について     +報告第4号 専決処分の報告について      (報告) 日程第6 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第7 諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第8 諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第9 諮問第4号 人権擁護委員の候補者の推薦について      (説明、質疑、表決) 日程第10 諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦について       (説明、質疑、表決)      +議案第1号 平成30年度大崎市一般会計予算      │議案第2号 平成30年度大崎市市有林事業特別会計予算      │議案第3号 平成30年度大崎市奨学資金貸与事業特別会計予算      │議案第4号 平成30年度大崎市夜間急患センター事業特別会計予算      │議案第5号 平成30年度大崎市国民健康保険特別会計予算      │議案第6号 平成30年度大崎市後期高齢者医療特別会計予算      │議案第7号 平成30年度大崎市介護保険特別会計予算      │議案第8号 平成30年度大崎市下水道事業特別会計予算      │議案第9号 平成30年度大崎市農業集落排水事業特別会計予算      │議案第10号 平成30年度大崎市浄化槽事業特別会計予算      │議案第11号 平成30年度大崎市宅地造成事業特別会計予算      │議案第12号 平成30年度大崎市工業団地造成事業特別会計予算      │議案第13号 平成30年度大崎市水道事業会計予算      │議案第14号 平成30年度大崎市病院事業会計予算      │議案第15号 公平委員会の事務の委託に伴う関係条例の整理に関する条例      │議案第16号 大崎市工場立地法地域準則条例      │議案第17号 大崎市部設置条例の一部を改正する条例      │議案第18号 大崎市企業立地促進に係る固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例      │議案第19号 大崎市復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例      │議案第20号 大崎市手数料条例の一部を改正する条例      │議案第21号 大崎市市税外収入等督促手数料及び延滞金条例及び大崎市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第11|議案第22号 大崎市子ども医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例      │議案第23号 大崎市放課後児童クラブ実施条例の一部を改正する条例      │議案第24号 大崎市後期高齢者医療に関する条例及び大崎市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例      │議案第25号 大崎市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例      │議案第26号 大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例      │議案第27号 大崎市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例      │議案第28号 大崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び大崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      │議案第29号 大崎市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      │議案第30号 大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例      │議案第31号 大崎市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例      │議案第32号 大崎市都市公園等の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例      │議案第33号 大崎市建築基準条例及び大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部を改正する条例      │議案第34号 大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例      │議案第35号 大崎市消防団条例の一部を改正する条例      │議案第36号 大崎市農村地域工業等導入地区における固定資産税課税免除に関する条例を廃止する条例      +議案第37号 新市建設計画の変更について       (説明、質疑、予算特別委員会付託) 日程第12 請願第1号 大崎市障がい者のコミュニケーション手段の利用を促進する条例の制定を求める請願書       (所管常任委員会付託)4 出席議員(30名)    1番  佐藤仁一郎君        2番  佐藤仁一君    3番  八木吉夫君         4番  氷室勝好君    5番  佐藤弘樹君         6番  中鉢和三郎君    7番  相澤久義君         8番  鎌内つぎ子君    9番  木村和彦君        10番  加藤善市君   11番  横山悦子君        12番  関 武徳君   13番  遊佐辰雄君        14番  只野直悦君   15番  相澤孝弘君        16番  富田文志君   17番  山田和明君        18番  後藤錦信君   19番  氏家善男君        20番  山村康治君   21番  木内知子君        22番  豊嶋正人君   23番  青沼智雄君        24番  佐藤和好君   25番  大友文司君        26番  佐藤 勝君   27番  大山 巖君        28番  佐藤清隆君   29番  小沢和悦君        30番  門間 忠君5 欠席議員(なし)6 説明員   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       小田原雄一君   病院事業管理者大崎市民病院長                      事務取扱      並木健二君   病院事業副管理者  横山忠一君    総務部長政策推進監                                松ケ根典雄君   総務部理事(財政担当)        市民協働推進部長震災復興局長   兼財政課長事務取扱 赤間幸人君              金森正彦君   民生部長社会福祉事務所長      産業経済部長    平山周作君             佐々木雅一君   産業経済部理事産業振興担当)    建設部長      加藤栄典君             後藤 壽君   水道部長      中川 博君    病院経営管理部長  佐藤貞二君   松山総合支所長   高橋正幸君    三本木総合支所長  大田良一君   鹿島台総合支所長  岡崎美津男君   岩出山総合支所長  岡本洋子君   鳴子総合支所長   八木文孝君    田尻総合支所長   千葉嘉一君   総務部総務課長   佐藤俊夫君    市民協働推進部政策課長兼                      震災復興推進室長元気戦略推進室長                                渋谷 勝君  教育委員会   教育長       青沼拓夫君    教育部長      門脇喜典君7 議会事務局出席職員   事務局長      佐藤 基君    次長        遠藤富士隆君   係長        芦部仁英君    主査        加藤浩司君   再任主査      藤本重吉君               午後1時00分 開会 ○議長(門間忠君) 出席議員定足数に達しておりますので、平成30年第1回大崎市議会定例会は成立いたしました。 よって、開会いたします。---------------------------------------               午後1時00分 開議 ○議長(門間忠君) これから会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第1号をもって進めてまいります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(門間忠君) 日程第1、本日の会議録署名議員を指名いたします。20番山村康治議員、21番木内知子議員のお二人にお願いをいたします。--------------------------------------- △諸報告 ○議長(門間忠君) 御報告いたします。 大崎市議会会議規則第166条第1項ただし書きの規定により、お手元に配付のとおり、新たな地方公会計制度に関するセミナー並びに宮城県市議会議長会春季定期総会に議員を派遣いたしました。 地方自治法第121条の規定により、お手元に配付のとおり、本日の議場出席者の通知がありました。---------------------------------------               議場出席者名簿                               平成30年2月6日   市長        伊藤康志君    副市長       高橋英文君   副市長       小田原雄一君   病院事業管理者大崎市民病院長                      事務取扱      並木健二君   病院事業副管理者  横山忠一君    総務部長政策推進監                                松ケ根典雄君   総務部理事(財政担当)        市民協働推進部長震災復興局長   兼財政課長事務取扱 赤間幸人君              金森正彦君   民生部長社会福祉事務所長      産業経済部長    平山周作君             佐々木雅一君   産業経済部理事産業振興担当)    建設部長      加藤栄典君             後藤 壽君   水道部長      中川 博君    病院経営管理部長  佐藤貞二君   松山総合支所長   高橋正幸君    三本木総合支所長  大田良一君   鹿島台総合支所長  岡崎美津男君   岩出山総合支所長  岡本洋子君   鳴子総合支所長   八木文孝君    田尻総合支所長   千葉嘉一君   総務部総務課長   佐藤俊夫君    市民協働推進部政策課長兼                      震災復興推進室長元気戦略推進室長                                渋谷 勝君  教育委員会   教育長       青沼拓夫君    教育部長      門脇喜典君--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(門間忠君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から2月28日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から2月28日までの23日間と決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 市長行政報告 ○議長(門間忠君) 日程第3、市長行政報告。 本件に関し、市長の報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 本日、ここに平成30年第1回大崎市議会定例会が開催されるに当たり、当面の諸問題及び行政の一端を申し述べ、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 平成23年3月11日に発生した東日本大震災から間もなく7年がたとうとしております。東日本大震災の甚大な被害から市民生活の一日も早い再建と都市基盤の早期本格復旧地域経済の復興、安心して暮らせる災害に強いまちづくりを進め、総力を挙げて復興をなし遂げるために震災復興計画を策定し、「真の豊かさ 連携と協働による大崎の創生」に取り組んでまいりました。計画では、復興を達成するまでの期間を7年間と定め、平成25年度までを復旧期、平成27年度までを再生期、そして平成29年度までを発展期としてきたところでございます。 震災直後は、避難所の開設や罹災証明の発行、義援金等の配分、市税等の減免など被災者支援に取り組み、復旧期には道路、河川、水道などの社会基盤、都市基盤のほか、学校教育施設保育所等福祉施設の復旧に取り組み、完了いたしました。また、中心市街地復興まちづくり計画を策定し、被災著しい中心市街地の活力再生や防災機能を強化する取り組みを開始しました。 再生期には、災害拠点病院である新大崎市民病院が開院したほか、被災者の居住支援のための災害公営住宅農業支援のためのカントリーエレベーターが完成し、医療、産業の分野でも復興が進みました。 発展期には、デジタル防災行政無線の整備も完了し、市内の全地域に防災情報等を伝達する仕組みを確保いたしました。また、市民生活を豊かにする新図書館が昨年7月にオープンし、多くの皆様に御利用いただいております。 その他、計画期間を通して、防災教育の推進、自主防災組織の育成、コミュニティー形成支援、健康相談や心のケア、貸し付けや利子補給による商工業の再建支援、観光資源の再生など、市のあらゆる部署で復興に全力を傾注してまいりました。災害公営住宅に入居する被災者の方々への支援や農林業系廃棄物の処理など課題も残されておりますが、この7年間で、震災からの単なる復旧にとどまることなく、さらなる発展を目指した震災復興計画の目標はおおむね達成できたものと考えております。 新年度の予算編成につきましては、骨格的な予算を基本としながらも、震災復興の歩みを教訓とし、第2次総合計画に掲げる将来像の実現に向け、地方創生などの重要施策や各種計画を推進するために必要な予算を計上したところであります。 さて、毎年5月に行われる愛鳥週間の普及、宣伝のため、全国の小中高校生を対象に愛鳥週間用ポスター原画コンクールが実施され、今年度は約6万点の応募の中から古川中学校3年生の輪島佳南さんが最高賞の日本鳥類保護連盟総裁賞を受賞し、平成30年度の愛鳥ポスターとして全国に掲示されることになりました。輪島さんは昨年度も中学生の部で最高賞に選ばれており、2年連続上位受賞の快挙でございます。 審査員から、田んぼや湿地帯に飛来するマガンやオオヒシクイの様子は市街地では想像できない光景であり、人と自然が共存した環境を大切に後世に引き継がなければならないというメッセージ性を感じるとの高い評価をいただいております。マガンは市の鳥であること、このたびの受賞が昨年12月に認定された世界農業遺産と同時期であったことから、本市にとってまことに喜ばしいこととして御紹介申し上げるものでございます。 1月下旬から日本列島に歴史的な寒波が襲来し、本市においても1月の平均最低気温がマイナス5.6度となり、昨年1月の平均最低気温2.9度との比較では8.5度も低い気温となっております。朝晩は路面凍結による転倒や交通事故などに御注意いただくとともに、暖房器具を使用される場合は消し忘れなどに御注意されるようお願いいたします。 それでは、以下、平成29年第4回大崎市議会定例会以降の行政報告を申し述べます。 新年の幕開けについて申し上げます。 仕事初めの1月4日、毎年恒例となりました宝の都(くに)・活性化貢献賞の贈呈式、おおさき子どもサミットの発表、そして新春講演会を開催いたしました。 贈呈式では、本市の活性化に先導的な活動や役割を果たされた4団体、1個人に敬意を表し、活性化貢献賞を贈らせていただきました。おおさき子どもサミットの発表では、川渡小学校沼部小学校の児童の皆様から、これからの施策にそのまま反映できるような具体的な提案を発表していただいたところでございます。 また、新春講演会は防衛大臣、小野寺五典衆議院議員を講師にお迎えし、「日本の防衛と安全保障」と題し、大変難しい問題について非常にわかりやすく御講話をいただき、300名の参加者から好評をいただきました。その後に開催されました新年祝賀会には、小野寺防衛大臣村井宮城県知事を初め、過去最高となる550名の皆様に御参加いただき、新年の幕開けにふさわしい本市の飛躍について大いに語り合ったところでございます。 市役所本庁舎等の建設について申し上げます。 市役所本庁舎の建設につきましては、基本計画の中間案を作成し、2月1日からパブリックコメントを実施しております。また、1月27日に市民ワールドカフェを開催し、市民や本市に関心をお持ちの方々64名に御参加いただき、翌28日には高校生タウンミーティングを開催し、市内高校生22名にお集まりいただき、市役所本庁舎建設に対する思いや御意見を伺ったところでございます。いただきました御意見を踏まえ、今年度中に基本計画を策定し、平成34年度中の供用開始を目指してまいります。 田尻総合支所庁舎建設につきましては、庁舎内に国の重要文化財に指定された木造千手観音坐像の保存施設を設置することから、文化庁との協議とともに、行政区長会まちづくり協議会など地域関係団体への説明を行いながら基本設計を進めております。今後は、年度内に基本設計を完了した後、実施設計、庁舎建設を進め、平成32年の供用開始を目指してまいります。 鳴子総合支所庁舎建設につきましては、庁舎と鳴子公民館を合築する内容を盛り込んだ新庁舎建設基本計画の中間案を取りまとめました。2月16日に住民説明会の開催を予定しており、いただいた御意見を踏まえ、年度内に基本計画を策定し、平成33年度の供用開始を目指してまいります。 第2次国土利用計画の策定について申し上げます。 昨年10月20日に大崎市総合計画審議会へ諮問を行い、御審議いただくとともに、パブリックコメントの実施、まちづくり協議会への説明、宮城県との協議を経て、12月20日には審議会からの答申を頂戴したところであります。この結果をもって第2次総合国土利用計画を策定したものであり、今後はこの計画に基づき、さらには本市の関連計画との整合性を図りながら、適正かつ計画的な土地利用を推進してまいります。 市の花、市の木、市の鳥並びに市民歌の普及について申し上げます。 市の花、市の木、市の鳥の普及につきましては、市の花、木、鳥等普及に関するパートナーシップ会議のメンバーが中心となって、現在フォトコンテスト等の事業を実施しております。市民歌につきましては、各種行事等で曲を流していただいており、徐々にではありますが、浸透してきていると感じております。今後も、市民皆様と協働しながら普及活動を展開し、より親しみを持っていただけることで、本市の一体感の醸成に努めてまいります。 地域公共交通について申し上げます。 平成28年10月より古川駅と大崎市民病院のアクセスの確保と中心市街地の交通空白地域対策を目的として実証運行を開始した中心市街地循環便は、昨年10月から本格運行を実施しており、新たな運行を開始した地域や大崎市図書館前など新設したバス停の利用者も増加していることから、一定の効果が図られているものであります。今後も、市民の暮らしの足を確保するため、市民バスにつきましては運行の環境整備やダイヤ調整、経路等の見直しを進めるとともに、地域内公共交通につきましては、今後も各地域の運営委員会を主体に、事業者、行政が三位一体となって運行の改善に取り組んでまいります。 空家等対策について申し上げます。 空家等対策の推進を図るため、平成33年度までを期間とした大崎市空家等対策計画を策定いたしました。策定に当たり、大崎市空家等対策協議会で御審議をいただき、関係団体などの意見も反映した内容となっております。基本方針といたしまして、空き家の予防・抑制の推進、適切な管理の推進、流動化と利活用の推進の3つの柱として掲げており、今後は国や県などの関係機関や民間事業者、さらには地域住民の方々の御協力を得ながら計画を推進してまいります。 消防行政について申し上げます。 本市における昨年の火災発生件数は35件で、前年と比較しますと26件もの大きな減少となり、平成18年の大崎市合併以降はもちろん、統計が残ります昭和46年以降においても最も少ない発生件数となりました。これは、大崎地域広域行政事務組合消防本部との連携のもと、消防団や婦人防火クラブなど関係皆様の熱心な予防消防のたまものと受けとめております。火災により被害を受けられました皆様には心からお見舞いを申し上げますとともに、今後も関係機関や団体との連携体制を強化しながら、市民の生命、身体、財産を守り、安全・安心なまちづくりを推進してまいります。 また、消防団を取り巻く諸課題につきましては、各支団の代表者の皆様により、今年度において7回にわたる検討を重ね、1月25日に大崎市消防団整備計画として消防団長から提出を受けたところでございます。今後は、この計画と整合を図りながら年次計画を策定し、消防団活動の機動性と実効性をより一層高めるため、消防施設や装備等の計画的な整備を進めてまいります。 子育て支援について申し上げます。 子育て支援拠点施設につきましては、現在実施設計に着手しており、合計面積1,293平方メートル、木造平家建ての施設として今年度末には設計が完了する見込みで、平成31年11月の供用開始に向け、予定どおり進捗しております。大崎市の子育て支援の拠点にふさわしい、機能的で利便性の高い施設の建設を進めてまいります。 国民健康保険事業について申し上げます。 平成30年度から国民健康保険事業の都道府県単位化が始まり、県と市町村がそれぞれの役割を担って国民健康保険事業を運営していくこととなります。市では、新国保制度への円滑な移行を目指して、県、県内市町村及び関係機関と連携しながら、国保資格の管理や国保税の算定方式の見直しなど、準備を進めてまいりました。国民健康保険は国民皆保険制度の根幹をなすものであり、財政基盤の安定化、効率的な事業運営、そして何よりも被保険者の皆様の健康増進と医療費の適正化を目指してまいります。 世界農業遺産関連について申し上げます。 1月27日、県大崎合同庁舎を会場に、世界農業遺産認定記念報告会として、大崎地域世界農業遺産推進協議会が主催する世界農業遺産推進フォーラムが開催され、約400名の皆様に御参加いただきました。このフォーラムは、世界農業遺産認定という出発点に立った今、先人の知恵と努力によって育まれた地域資源の重要性について理解を深めるとともに、次世代へ継承するための施策と展望について地域の皆様とともに学び、考えることを目的として開催したものでございます。 当日は、農林水産省世界農業遺産等専門家会議委員である青木辰司東洋大学社会学部教授から「世界農業遺産の意義と可能性」と題し、講演をいただき、その後、「世界農業遺産を活かし、育むために」と題したパネルディスカッションを同じく専門家会議委員である大和田順子一般社団法人ロハス・ビジネスアライアンス共同代表をコーディネーターとして、関係する4名の方をパネラーに迎え、行われました。 また、2月1日には国連食糧農業機関FAOの事務局次長、ダニエル・グスタフソン氏が世界農業遺産に認定された本市を初め、県内各所の視察に訪れました。本市では、大崎耕土の水管理システムといぐねを視察していただき、グスタフソン氏から、これまで営々と引き継がれてきた伝統あるシステムであり、後世に継承していかなければならないものであるとのお話をいただいております。 今後も、大崎地域世界農業遺産推進協議会と一体となって、大崎耕土の農業や文化、豊かな生態系、水田、水路といぐねが織りなす美しい農村景観などを大崎の宝として未来に継承、発展させ、一層誇り高いものにしてまいります。 平成30年産の米の需給調整について申し上げます。 米の需給調整につきましては、平成30年産米より、国が生産数量目標を配分する方式から、県農業再生協議会が生産の目安を示し、需要に応じた生産を目指すこととなりました。本市の平成30年産米の生産の目安につきましては、県農業再生協議会から5万1,260トンが提示され、昨年国から配分された5万1,201トンと比較すると59トンの増加となっております。本市においても、市農業再生協議会を通じて、各地域の農業再生委員会を経て、農家の皆様に生産の目標を提示し、需要に応じた生産に向けて水田の効率的な活用を図り、農家所得の向上に努めてまいります。 汚染牧草減容化業務について申し上げます。 鳴子温泉地域上原地区において試験的に取り組んでまいりました汚染牧草の減容化業務につきまして、新牧草へのセシウムの移行と作業性を確認するため、昨年5月30日にすき込み及び播種を行い、一番草を8月2日、二番草を10月26日に刈り取りを実施したところであります。その結果につきましては、一番草では最大38ベクレル、二番草では全て検出限界値未満となり、牛等に給与できる数字となっております。今後も、市内に大量に保管されている農林業系廃棄物につきまして、さまざまな手法を検討しながら対策に努めてまいります。 商業振興について申し上げます。 店舗改修費などの補助を行う商店街店舗リニューアル支援事業につきましては、これまで中心市街地地域を対象としておりましたが、昨年10月より全市に対象を拡大したところ、同月中に今年度の予定件数に達しております。また、個人商店の販売力アップを支援する中小企業・小規模事業持続化事業も、昨年10月より公募したところ、翌11月には申請数が予定件数に達しております。いずれも、各個人商店のソフト面とハード面に対するニーズに即応した事業であり、大変好評なことから、今後も継続して支援してまいります。 さらに、商業や商店街の新たな振興策を探求するために、総務省の地域力創造アドバイザーを活用した事業を展開する準備も進めております。引き続き、商工会議所、商工会など関係団体と連携を図りながら、賑わいの創出と商店街の活性化に取り組んでまいります。 雇用対策について申し上げます。 雇用対策につきましては、インターンシップモデルづくり、IT人材育成事業の実施に向けて準備をしております。事業者の抱える課題や意識調査、IT人材の育成セミナーを開催し、地場企業の人材確保対策と潜在的労働力の掘り起こしを行い、地域事業者が抱えている人手不足、担い手不足の課題を解決するため、若者の市外流出を防ぎ、地元就職を促進する体制を構築してまいります。 工業振興について申し上げます。 地元企業支援策として、1月17日から19日まで、自動運転、コネクティッド・カーなど最新技術の展示会、オートモーティブワールド2018が東京ビッグサイトで開催され、地場企業5社が出展し、新技術、新製品を積極的にPRしてまいりました。期間中には約4万人もの来場者があり、商談数367件、見積依頼5件、試作、加工依頼29件などの成果が得られました。この取り組みは、今後の新規取引や販路拡大へ結びつくなど、成果につきましてもさらなる展開が期待されているところであります。また、三本木スマートインターチェンジ東部工業団地の整備につきましては、現在、測量設計業務を行っており、年度内の着工に向けて準備を進めております。 「TRAIN SUITE四季島」のおもてなしについて申し上げます。 「TRAIN SUITE四季島」が昨年12月からこれまでも11回、本市にお越しいただいており、その折々に、市内全地域が一体となっておもてなしを行ってまいりました。あわせて、四季島マルシェも開催し、本市の宝である米や地酒、その他加工品などを販売し、本市の魅力を広く発信してきたところであります。甲冑姿でのお出迎えや幼稚園児によるお見送り、地元産米の土産など、地域ごとに趣向を凝らしたおもてなしにより、御乗車のお客様やクルーの方々には高い評価をいただくとともに、参加された皆様からも、貴重な体験となったとの声をいただいております。今季も残り5回となりましたが、大崎ならではの一丸となったおもてなしを実践してまいります。議会の皆様方にもお出迎えをいただいております。残り5回ですので、ぜひ御協力をいただきたいと思います。 宝の都・おおさき大人の遠足について申し上げます。 昨年12月の世界農業遺産の認定を記念し、本市の魅力を知っていただく体験学習、まち歩きイベント、宝の都・おおさき大人の遠足を2月3日に開催いたしました。当日は、大崎観光ボランティアガイドを初め、40名の皆様に参加していただき、早朝から蕪栗沼でマガンの飛び立ちを観察したり、みそづくり体験や市内観光地を散策するなど、本市の風土、文化を身近に感じる催しとなりました。引き続き、多くの市民の皆様に直接的、または間接的にかかわっていただく機会を設けながら、観光振興による交流人口の拡大に努めてまいります。 人間ドック・温泉宿泊プランの販売について申し上げます。 昨年5月に環境省から県内で唯一、鳴子温泉郷が国民保養温泉地に指定されたことを受け、一般社団法人みやぎ大崎観光公社と連携し、ヘルスツーリズムの一環として、大崎市民病院での人間ドックと鳴子温泉宿泊がセットとなった旅行プランを企画いたしました。移動手段が貸し切りタクシーとなりますことから、市内の観光地も楽しめるプランとなっております。多くの皆様に、本州一の泉質を誇り、昨年の温泉総選挙で東北第1位に輝いた鳴子温泉郷での宿泊と、高度医療機能を有する評価において市町村立自治体病院で全国1位となった大崎市民病院での人間ドックを御利用いただき、新たな交流人口の確保に努めてまいります。 中心市街地復興まちづくりについて申し上げます。 (仮称)道の駅おおさきにつきましては、基本設計及び実施設計と施設完成後の適切な管理運営に向けた検討を進めております。 緒絶川周辺整備につきましては、緒絶川と一体となった魅力ある高質空間形成施設として、石畳風舗装やフットライトを設置し、第1期工事が完了いたしました。引き続き、県において進めております古川三日町地内の都市計画道路、並柳福浦線の改築事業と連携を図りながら、景観を重視した施設整備を進めてまいります。 道路建設整備について申し上げます。 平成28年度から繰り越した道路新設改良事業等の工事につきましては、8路線が完成し、残る3路線につきましては、早期完成に向け、引き続き工事を進めてまいります。また、今年度事業の12路線につきましても、年度内の完成に向け、工事を進めてまいります。道路の修繕対策につきましては、29路線の舗装補修工事のうち20路線が完成し、残る9路線についても、年度内の完成に向け工事を進めてまいります。 三本木パークゴルフ場整備事業について申し上げます。 三本木パークゴルフ場整備事業の造成工事につきましては、平成31年秋の暫定オープンに向け、周辺環境への配慮や地域の方々の安全・安心を確保しながら工事を進めてまいります。また、クラブハウスにつきましては、配置基本計画をもとに設計を進めているところであります。 移住定住支援事業について申し上げます。 おおさき市地方創生総合戦略事業として実施しております若者世帯の移住定住支援につきましては、申請件数が63件となり、今年度の予定数に達したため受付を終了いたしました。この事業により、住宅を新築または購入して移住した若者世帯は、地方創生総合戦略3年目も目標を上回る状況となっており、引き続き魅力ある移住定住支援に努めてまいります。 住宅整備事業について申し上げます。 鹿島台鈴掛住宅の造成工事につきましては、交付金の追加配分を受けましたことから、年度内の発注に向け準備を進めております。 下水道事業について申し上げます。 平成27年度より日本下水道事業団に委託し、建設を進めておりました特定環境保全公共下水道鳴子浄化センターの汚泥処理施設が完成いたしました。今後も、さらなる安定した汚水処理に努めてまいります。浄化槽整備事業につきましては、公共下水道の事業認可区域や農業集落排水事業の整備区域を除く市内全域を対象として、年度内は270基の設置を予定し、1月末現在で249件の申請を受理しているところであり、引き続き、公共下水道整備とあわせて浄化槽設置による汚水処理を進め、下水道普及率の向上に努めてまいります。 小学校の施設整備について申し上げます。 古川第三小学校及び第四小学校屋内運動場大規模改造工事につきましては、1月末に完成し、古川第二小学校及び三本木小学校水泳プール改築工事につきましては、2月末の完成を目指し、現在工事を進めております。岩出山地域の小学校統合に関する進捗につきましては、新しく開校する岩出山小学校周辺の環境整備を進めており、児童のスクールバスの乗降場所及び待避所の整備を初め、バスルートや停留所についての協議を行ってきたところであります。また、3月21日には岩出山地域小学校5校の合同閉校式が岩出山スコーレハウスで行われ、その後、各学校で閉校記念式典がとり行われる予定となっております。 成人式について申し上げます。 1月7日、鳴子温泉地域を除く市内6地域におきまして、冬の成人式を開催いたしました。6地域の新成人は1,099名で、当日は953名の出席があり、出席率は86.7%となっております。当日は天候にも恵まれ、式典開始前には記念撮影する姿や旧交を温める様子が見受けられ、式典での市の花、木、鳥の紹介や市民歌の斉唱を行うなど、終始和やかな雰囲気の中で新成人の門出を祝うことができました。 スポーツの推進について申し上げます。 松山B&G海洋センターや松山野球場など、松山地域の8つの体育施設の指定管理者に決定した大崎市体育協会松山支部と基本協定書や年度協定書の締結に向けた協議を進めております。また、職員の雇用の準備や、既に指定管理を行っている施設に出向いて研修を受けるなど、本年4月からのスムーズな運営開始を目指して準備を進めております。これを機に、地域のさらなるスポーツの振興が図られ、市民の健康と体力づくりにつながることを期待しております。 社会教育施設改修事業について申し上げます。 公民館施設につきましては、古川地域の長岡と高倉の各地区公民館の耐震診断、清滝地区公民館の耐震補強設計業務、中央公民館の冷暖房改修の工事等を行いました。文化施設につきましては、松山ふるさと歴史館の空調設備改修工事、田尻文化センターの調光盤交換改修工事、岩出山文化会館の舞台つり物設備交換工事、市民会館の舞台床改修工事などを行っており、年度内には全ての工事が完了する予定となっております。体育施設につきましては、鳴子スポーツセンター施設の全体的な改修工事のほか、平成30年8月に開催が予定されております国民体育大会東北ブロック大会の軟式野球の会場地となる三本木野球場の改修工事等を実施いたしました。 文化財保護について申し上げます。 平成29年は伊達政宗公の生誕450年という記念すべき年でありましたことから、政宗公とゆかりのある本市といたしましても、関連の企画展として、「書状で見る政宗のすがた」や「岩出山城主伊達政宗と宗泰」を旧有備館で、「政宗と遠藤氏」を松山ふるさと歴史館で開催し、多くの方々にごらんいただいたところであります。旧有備館及び庭園の保存整備事業は、災害復旧事業完了後も継続して行っているところであり、平成30年度以降も塀重御門や庭園の保存修理工事を行ってまいります。 公民館の運営について申し上げます。 地区公民館の地域運営は、これまで2期6年間の運営経験と実績を踏まえ、引き続き地域づくり委員会による指定管理運営を継続してまいります。平成30年度からの第3期5年間の指定管理期間におきましては、中長期的な視点での事業展開や、地域事情に即した管理運営の視点で、基本協定締結に向けて指定管理者との協議を行っているところであります。今後も、指定管理者と行政がともに歩む地域運営の理念を継承し、公民館が地域から愛され、人づくり、地域づくりのよりどころとなるよう努めてまいります。 水道事業について申し上げます。 アセットマネジメント及び経営戦略に基づき進めております管路施設の更新及び整備事業につきましては、今年度予定しておりました工事の発注を全て終え、順次竣工しております。今後も、速やかな発注に努め、施設の強靭化を図ってまいります。水道経営におきましては、人口減少や節水機器の普及により使用水量は減少傾向にあるものの、集合住宅などの建設が引き続き好調であり、基本料金収入も増加していることから、事業収益の維持につながっているところであります。今後も、効率的な経営とサービスの向上を図り、安全な市民生活を支える安心な水道の実現のため、鋭意努力してまいります。 結核病床の一般病床への転用について申し上げます。 昨年の第4回定例会で関係する条例の改正について御可決いただき、手続を進めておりましたが、12月27日付で宮城県知事より一般病床の増床について決定する通知を受けたことから、3月1日より一般病床として運用を開始する予定であります。 病院事業ビジョン策定状況について申し上げます。 病院事業ビジョン策定に当たりましては、地域説明会を開催し、おおむね御理解を得られているところですが、一部の地域において不安の声もあり、御理解を得るために時間を要しております。引き続き丁寧な説明を行いながら、病院事業ビジョンの策定を進めてまいります。なお、地域住民の御理解を得られた岩出山分院においては、リハビリテーション施設整備の実施設計が3月中に完了する予定であり、同じく鹿島台分院におきましても、本年7月の地域包括ケア病床開設へ向け、準備を進めているところでございます。 以上、主な事項について申し上げましたが、今定例会へ提案いたします予算や条例などの議案に関する説明は別途申し上げることとし、行政報告といたします。--------------------------------------- △日程第4 平成29年請願第1号取り下げの件 ○議長(門間忠君) 日程第4、平成29年請願第1号取り下げの件を議題といたします。 平成29年請願第1号大崎市手話言語条例(仮)制定を求める請願書については、お手元に配付いたしましたとおり、請願者から取り下げたいとの申し出がありました。 お諮りいたします。 請願者からの申し出のとおり、これを承認することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、平成29年請願第1号取り下げの件は、これを承認することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第5 報告第1号~同第4号 ○議長(門間忠君) 日程第5、報告第1号から同第4号までの4カ件を一括して市長から報告を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 報告第1号から第4号までの4カ件について御報告いたします。 初めに、報告第1号から第3号の工事請負契約の変更契約の締結に関する専決処分3カ件について御報告いたします。 報告第1号につきましては、平成29年6月15日付で議決をいただきました古川第三小学校屋内運動場大規模改造工事(建築)について、外壁及び内部のひび割れ改修工事において当初に計画した数量から変更が生じたことなどにより、契約金額393万7,680円を増額する変更契約を締結したものであります。 次に、報告第2号につきましては、平成29年6月15日付で議決をいただきました古川第四小学校屋内運動場大規模改造工事(建築)について、外壁及び内部のひび割れ改修工事において当初に計画した数量から変更が生じたことなどにより、契約金額372万2,760円を増額する変更契約を締結したものであります。 次に、報告第3号につきましては、平成29年6月15日付で議決をいただきました三本木小学校水泳プール改築工事(建築)について、地盤改良工事において当初に計画した数量から変更が生じたことなどにより、契約金額に430万5,960円を増額する変更契約を締結したものであります。 以上、3カ件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成30年1月10日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、御報告申し上げます。 次に、報告第4号につきましては、平成29年10月6日付で議決をいただきました上鳴子住宅建替事業住宅建設工事(建築)について、地盤改良工事において当初に計画した数量から変更が生じたことなどにより、契約金額に247万8,600円を増額する変更契約を締結したものであります。 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定による市長の専決事項の指定に基づき、平成30年1月15日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、御報告申し上げます。 以上、報告第1号から第4号までの説明といたします。--------------------------------------- △日程第6 諮問第1号
    ○議長(門間忠君) 日程第6、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員齋藤有司氏は、平成30年6月30日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として引き続き齋藤有司氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第1号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦については同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第7 諮問第2号 ○議長(門間忠君) 日程第7、諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員稲村和男氏は、平成30年6月30日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として引き続き稲村和男氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第2号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第2号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第2号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦については同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第8 諮問第3号 ○議長(門間忠君) 日程第8、諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員中鉢幸一氏は、平成30年6月30日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として引き続き中鉢幸一氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第3号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第3号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第3号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦については同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第9 諮問第4号 ○議長(門間忠君) 日程第9、諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員関口敏子氏は、平成30年6月30日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として小林春美氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第4号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第4号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第4号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦については同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第10 諮問第5号 ○議長(門間忠君) 日程第10、諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員西大條和則氏は、平成30年6月30日をもって任期満了となりますことから、その後任委員として伊東栄氏を最適任者と認め、法務大臣に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第5号については、大崎市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これから諮問第5号を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、諮問第5号人権擁護委員の候補者の推薦については同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第11 議案第1号~同第37号 ○議長(門間忠君) 日程第11、議案第1号から同第37号までの37カ件を一括して議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 伊藤市長。     〔市長 伊藤康志君登壇〕 ◎市長(伊藤康志君) 議案第1号から議案第37号までの計37カ件について御説明いたします。 初めに、議案第1号から議案第14号までの各会計の平成30年度当初予算について御説明いたします。 平成30年度の予算は、本年4月15日に大崎市長選挙並びに市議会議員選挙が執行されることから、義務的経費を中心とする骨格的な予算編成を基本としながらも、第2次総合計画を踏まえ、地方創生総合戦略の重点プロジェクトとして位置づけた事業や各種計画を具現化するための予算を計上しております。また、実施計画において、継続的に実施している事業等について切れ目のない対応を行うための予算といたしたところであります。 歳入につきましては、市税、地方消費税交付金及び地方交付税の一般財源を増額する見込みではありますが、歳出の衛生費及び消防費などが大幅に増額することから、市債のほか、まちづくり基金及び地域自治組織支援基金を繰り入れるなどして、事業費の財源を確保するものであります。なお、財政調整基金につきましては、後年度の財政運営に十分配慮しながらも、本年度の財源調整として24億円余りを取り崩す予算を計上いたしました。 歳出予算につきましては、第2次総合計画及び各種計画に掲げる事業を引き続き優先して推進するとともに、市民の安全・安心確保、地方創生総合戦略など、各分野に重点項目を掲げて事業費を計上いたしました。この結果、一般会計の予算総額は657億6,000万円となり、前年度に比べ3.4%の増となりました。 続いて、特別会計でございますが、一般会計と同様の視点で必要となる事業費を精査し、予算を編成いたしました。この結果、11の特別会計の予算の合計は341億2,430万1,000円となりました。 次に、企業会計のうち水道事業会計の予算につきましては、収益的収入は39億7,327万5,000円、収益的支出は38億8,564万3,000円を、また資本的収入は8億8,868万2,000円、資本的支出には16億8,493万7,000円をそれぞれ計上いたしました。 病院事業会計の予算につきましては、収益的収入232億893万5,000円、収益的支出は231億89万7,000円を、また資本的収入は15億6,423万3,000円、資本的支出には24億4,882万9,000円をそれぞれ計上いたしております。 続きまして、条例案件について御説明いたします。 新規制定いたしますのは、議案第15号公平委員会の事務の委託に伴う関係条例の整理に関する条例、議案第16号大崎市工場立地法地域準則条例の2カ件であります。 次に、条例の一部を改正いたしますものは、議案第17号大崎市部設置条例の一部を改正する条例、議案第18号大崎市企業立地促進に係る固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例、議案第19号大崎市復興産業集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例、議案第20号大崎市手数料条例の一部を改正する条例、議案第21号大崎市市税外収入等督促手数料及び延滞金条例及び大崎市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第22号大崎市子ども医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例、議案第23号大崎市放課後児童クラブ実施条例の一部を改正する条例、議案第24号大崎市後期高齢者医療に関する条例及び大崎市心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、議案第25号大崎市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例、議案第26号大崎市国民健康保険条例の一部を改正する条例、議案第27号大崎市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例、議案第28号大崎市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び大崎市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第29号大崎市地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第30号大崎市企業立地促進条例の一部を改正する条例、議案第31号大崎市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例、議案第32号大崎市都市公園等の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、議案第33号大崎市建築基準条例及び大崎市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部を改正する条例、議案第34号大崎市市営住宅条例の一部を改正する条例、議案第35号大崎市消防団条例の一部を改正する条例、議案第36号大崎市農村地域工業等導入地区における固定資産税課税免除に関する条例を廃止する条例の20カ件であります。 予算及び予算以外の案件につきましては、議案第37号新市建設計画の変更についての1カ件であります。 以上、議案第1号から議案第37号までの提案説明といたしますが、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 ○議長(門間忠君) これから質疑に入るのでありますが、ただいま議題となっております議案第1号から同第37号までの37カ件については、議長を除く全議員で構成する特別委員会を設置の上、審査をする予定でありますので、質疑は特別委員会の場で行いたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、本会議での質疑は省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第1号から同第37号までの37カ件については、大崎市議会委員会条例第6条の規定により、議長を除く全議員で構成する平成30年度予算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第1号から同第37号までの37カ件については、議長を除く全議員で構成する平成30年度予算特別委員会を設置して、これに付託の上、審査することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第12 請願第1号 ○議長(門間忠君) 日程第12、請願第1号を議題といたします。 ただいま議題となっております請願第1号については、お手元に配付いたしております請願文書表のとおり、民生常任委員会に付託いたしたいと思います。--------------------------------------- △散会 ○議長(門間忠君) お諮りいたします。 議事の都合により、2月7日は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(門間忠君) 御異議なしと認めます。 よって、2月7日は休会することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、2月8日の本会議は、大崎市議会会議規則第9条第2項の規定により、午前10時に再開をいたします。 本日は、これをもって散会といたします。               午後2時00分 散会---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成30年2月6日 議長       門間 忠 署名議員     山村康治 署名議員     木内知子...